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前回お伝えした、私の経営への考え方や、雇用に対する責任感が180度変わったのは、名古屋に事務所を移転した直後、2015年7月の出来事でした。
当時、弊社がデザインで関わったフォトスタジオのオープンイベントに、社員全員とその家族も招待していただきました。
普段はスタッフのご家族と会う機会がなかったので、内心ドキドキしていたのを覚えています。
当日、会場である社員の奥様にご挨拶した際、「いつもありがとうございます。毎日遅くまで対応いただき、すみません」と声をかけたところ、奥様より「本当に。このままじゃ死んじゃう」と一言。
一瞬何を言われたのか理解できず、でもすぐに意味を察し、頭を鈍器で殴られたような衝撃を受けました。とてもショックで、しばらく自問自答を繰り返しました。
そして行き着いたのが、「社員一人ひとりが、自分の人生の主役であり、私の人生の脇役ではない」という当たり前の事実でした。
そこから私は、社員の人生において“最高の脇役”になろうと心に決めたのです。
だからこそ、あの頃から今も共に働いてくれている森山番頭とジュンさんには、本当に感謝しています。 足を向けて眠れません!
それでは、また次の思い出でお会いしましょう。
オカダユウ